2011年05月01日
いつもの朝です




雨ですが…
いつもの朝です。
小雨になったので傘を持って近所をウォーキングしています。
一昨日の午後出発し、宮城県まで往復で約30時間2,000キロのバスの旅、昨日の夜遅くに帰りました。
バスをお出迎え頂いた方々に
『ありがとう!お疲れ様!』
握手、握手、拍手、拍手…
津波により消えた町…
避難所…自衛隊…
そこに暮らす人…
それらを目の当たりにした今…
被災地にて被災された方から頂いた『ありがとう』
出迎えの『ありがとう』
いろいろな『ありがとう』
自分なんてほんとたいしたことも出来ていないのに…そして被災地で暮らしや人を思うと…。
行った事に対する『ありがとう』の言葉に…言葉がない。
けど…私も逆の立場なら…被災地に行ってくれた方に感謝と尊敬を表するにちがいない。
ひとつ思いました。
褒め称えてくれる言葉の受け止め方に注意しようと。
ボランティアにはヒーローやヒロインはいません。
よくやった団体もできていない団体も…。
出迎えで頂いた『ありがとう』の言葉。
それはお褒めの言葉じゃなくて、何かをしたい自分の代わりに行動してくれた事への感謝の言葉だと。
そして『ありがとう』の受け止め方…これは何に対しても通じる事だと思う。
とくに今の政治…
市町村の地方政治に携わる議員の方は是非被災地ボランティアに一般参加し有事に備えて学ばせてもらうべきではないかと思いました。
何かあった時…
ひとりのひとりの熱い思いを結束し地域で連携するためにも。
またボランティアの方や支援者をより効果的に受け入れるためにも。
ひとりひとりが震災から学ばなければならない…自分の立場に応じて。
…と思う
長靴とともに持ち帰った被災地の泥を眺めながら…

Posted by
コギー
at
09:07
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