2011年03月07日

私の野球人生



写真はこの季節の愛読書です。

年々コーチングスタッフに現役時代を知る選手が増える…振り返るぼくの野球人生…


ぼくは紀三井寺球場まで徒歩3分の地に生まれ育ちました。

小さい頃は全員紙にOH・1と書いて背中に張って一本足…


ルールが理解できるようになった小学生の中学年頃…
夏の県予選をグローブ片手に観戦しました。
球場のまわりの高校球児のお兄さんにキャッチボールをして遊んでもった記憶があります。
とても優しいお兄さんの背中にはなぜか決まって背番号がなかったような気がします。


春になったらプロ野球のオープン戦です!
カードは阪神VS南海
『カケフー!カケフ!』
うまれてはじめて眼があったプロ野球選手は掛布選手でした。
目をあわせた緊張感から思わず『アホーー』って…
ゴメンよ〜掛布。。。

時代はがんばれタブチくん…ハエハエかかかでついつい。。

近畿大会!
なんと桑田と清原が紀三井寺に!
人文字の無いPL学園にガックリしたけど全試合観戦!あれっ負けた…で
優勝は東洋大姫路でした。


でも…
ぼくが野球を好きになったのはあの夜のあの試合にまちがいありません。


1979年8月16日
アンダースローの投手、白いヘルメット…泥だらけのユニフォーム…

ベンチでやたら笑顔の真っ黒なおっちゃん…


小さいテレビに釘づけになりました…
たしか木曜日です。

花の子ルンルンかキャンディキャンディの時間だったかな…
この日は譲りませんでした、姉とのチャンネル争い。

あの日を思い出すと、昔の暮らしや亡くなった母の記憶がよみがえり目頭が熱くなります。

あの夜…
ぼくに野球を和歌山を好きにさせてくれたヒーロー。
それを率いていたベンチのあの笑顔…尾藤監督。


心からご冥福をお祈り致します。

合掌。



Posted by コギー at 18:39Comments(0)